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ビューティコンテスト受賞者インタビュー【2年生コンテスト部門】
卒業する時は、一流。
あなたという原石を輝かせるための、
技術はもちろん、社会において、一生において輝くための創造性やマインドを身につける。
そんな一流を目指すために日々頑張る学生へインタビューしました!!
コンテスト部門 風見さん
ービューティコンテスト コンテスト部門優勝おめでとうございます!!受賞のお気持ちは?
風見さん(以下:風):ありがとうございます。まさか自分が?!とは思いましたけど、努力が認められた気がして嬉しくなったのと、親も姉も勢揃いで応援に来てくれていたので、孝行ができたなと思ってます。
ーご家族も喜ばれたのでは?
風:えー!!って顔を見合わせて驚いてました。その日に焼肉に連れて行ってもらえて、みんなでお祝いしました。
ーちなみに何のお肉が好きなんですか?
風:牛タンです!
ーさらにパワーがみなぎりそう!
ー今回のスタイルとっても素敵でした。会場の観客の人気投票1位&優勝を受賞されましたが、ヘアースタイルのこだわりポイントを教えてください。
風:モデルの方が持っていたハートのステッキも自作なのですが、あれにハートが2つ付いているので髪型もそれと合わせてハートを2つ作ることを心掛けました。
ー魔法少女みたいだなと思ったのだけど、今回のスタイルはどうやって発案されたの?
風:お互いの似合うもので作っていこうと決めていたので、この方だったらどういうのが似合うのかなというところを一番に考えて作りました。
ーモデルの方のお肌にあの青のドレスの色味がすごく似合っていて、そういうのもお考えになられたのかなと思いました。
風:すごく似合ってましたよね。
ーステッキはどのくらい時間がかかりましたか?
風:フェルトでちくちくしたので、そんな時間はかからなかったですが、木の棒の部分とフェルトを接着する時間が結構かかりました。ボンドでくっつけるときに家で30分くらいずっとテレビを見ながら固定してました(笑)
ーハートにしようと思ったのは?
風:JACK IN THE BOX(びっくり箱)というテーマが箱からはじけるイメージが浮かんだので、髪の毛にハートのモチーフがあっても面白いのではと思いました。ステッキのハートが2連だったので、どうせならと髪の毛もハートを2つにしました。
ーツインテールでさらにハートで編み込んで立体的にされてましたが、あれは難しくない?
風:最初は動くとハートが丸になっちゃったり、すぐ崩れちゃったりしたので、どうしたら固定されるのかというのは練習を重ねました。
ーばっちり固定されていたけど、あれは中に針金とかが入ってたりするの?
風:針金を入れると隙間から針金が出てしまったり、毛がぴょんぴょん出てきてしまうので、なしでうまい具合になるように試行錯誤しました。
ーお洋服のポイントは何かありますか?
風:色の統一感を出したかったのと、ボリューム感を出したかったのでパニエは2枚履きしてもらってます
ー裾についていたカラーボールが印象的でした。
風:丸の発泡スチロールにフェルトをうっていって、1個20分くらいかかるのですけれど色の配分とかもこだわって作成しました。
ーもともと羊毛フェルト得意だったんですか?
風:いやぜんぜん、不器用なので手芸とかやるタイプでは無かったですが、やりたいスタイルがそれだったので「やるしかない!」と気合でやりました。
ー製作期間はどのくらいだったのですか?
風:8月くらいから授業が始まりましたが、衣装に力を入れ始めたのは10月後半です。なかなか完成しなくて焦りました。
ー一番どの時期が大変だった?
風:アイデアを出す期間、作る期間、ブラッシュアップする期間どれも全部大変でした。こうしたいっていうのは最初からドーンと決まっていたのですが、そうなると自分が思う素材に巡り合えなくて、どうやって作ろうって考えていた時のことを考えると、その中でも衣装が大変だったように思います。
ー妥協はしたくなかったのね?
風:ステッキは先生からのアドバイスで、何か持っているのが良いかもというのをヒントにステージ上でも目立つものをと作りました。
ー今回のコンテスト入賞に役に立つ授業は?
風:メイクの授業が役に立ちました。YouTubeやInstagramでもメイクの動画はありますが、実際に見て学ぶのは全然違うので、こういう方法があるんだって勉強になります。
ー具体的には?
風:アイシャドーの塗り方もひとつで、ちょこっと筆の使い方を変えるだけで、イメージや発色が変わるのでそれが面白いなと思いました。
ーご自身が受賞した思う理由は何だと思いますか?
風:統一感だと思います。足しすぎても、引きすぎても駄目で、そのちょこっとの差で結構変わるなと思っていて、そこのバランスが良かったのかなと思います。
ー足しすぎちゃったりしたこともあったの?
風:結構まわりの作品が凄くて、これでいいのか悩んだ時があったのですが、先生方が「もうたさないのがいい」とアドバイスをいただいてそのまま挑みました。
ー学校生活で大切にしていることはありますか?
風:とにかく継続することです。誘惑とか結構あるのですが(笑)ここで頑張んないとというときはやるぞと決めて、体調は崩さずに継続する!というのを自分の中では心掛けています。
ー楽しかったことは?
風:休み時間に美容ネタで友達と盛り上がることや、ただ紙を切るだけでもレザーカット~とか共通のネタで笑いあうことですかね。
ー学校生活でつらかったことは?
風:練習しているのにうまくならない期間が絶対あって、その期間がつらかったです。
ーそれはどう乗り越えたの?
風:落ち込むこともしょうがないんですが、そこで手を止めると振出しに戻ってしまう怖さもあったので、とにかく手を動かします。
ー将来の夢は?
風:コンテストを経て、その人に合ったものを探し出すのが楽しいなと感じたので、お客様の良さや魅力を最大限に引き出せる美容師になりたいです。
ーちなみにいつ頃美容師という仕事が気になったの?
風:高校3年生の春ぐらいです。友人が失恋して、まともに食事もとれない日々があって、そんな中、美容室へ予約してしまってたからいかなきゃとなって、髪を切って戻ってきたときの友人の顔が凄く明るくなっていて、友人の笑顔をみて、そんな人生に携われる職業って素敵だなって思ったのがきっかけです。
ーちなみに今その友達は?
風:しあわせそうです!!
ー美容が気になっている高校生に一言お願いします。
風:気になっているなら、まずはどんな職業があるのかを調べてみて、自分が楽しそうだなという理由だけでも動いちゃっていいと思います。美容師楽しそうだなというのが私も始まりだったので、楽しいや好きに突き進んでほしいなと思います。
受賞おめでとうございます!これからの活躍も期待しております!!