Contents
美容専門学校のオープンキャンパスに行くときの服装は?
まずは、オープンキャンパスに参加する服装を選ぶ際の基本的な考え方を解説します。
オープンキャンパスで着ていく服は基本自由!
実際のところ、オープンキャンパスに参加する際の服装には、規定を設けていない美容専門学校が多いです。美容に関する学校だから見た目が勝負なのかも…と不安になる方も多いかもしれませんが、よほど印象が悪い場合を除けば服装が合否に影響を与えることはありません。
オープンキャンパスに参加する学生の服装を割合で見てみると、制服と私服が半々くらいの場合が多いので、どちらを着ていても浮いてしまうことはないでしょう。
専門学校の中でも、美容系は比較的私服参加が多いです。特に、2回以上参加している方は私服を選ぶ傾向にあるようです。
服装は自由でも訪問先を不快にする格好はNG
服装は、基本的にどの学校も自由で、中には「遊びに来る感覚で来てください」とメッセージを出している学校もあります。しかし、短すぎるスカート、派手な柄物タイツといった華美なアイテムや、汚れがついた洋服など、訪問先を不快にする格好は避けてください。
オープンキャンパスは、あくまでも学校見学が目的です。見た目ばかりを気にするのではなく、自分に合う学校かしっかり見定めることに集中しましょう。
自分に合った学校かを判断するためには、いくつかのポイントがあります。入学してから後悔してしまった……という失敗がないように、これからオープンキャンパスに参加する方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
「自分に合った美容専門学校の選び方とは?選ぶ基準・軸を知ろう」
オープンキャンパスに着ていく服装選びのポイント
美容専門学校のオープンキャンパスに行くときの、服装選びの注意点を解説いたします。
迷ったら制服がおすすめ
服装自由の場合でも、迷ってしまったら制服がおすすめです。見学中は先生と話す機会もあるので、普段から着慣れている制服が無難でしょう。
また制服を着ていけば、どの学校の学生かわかりやすいのもメリットのひとつです。ただし、決して着崩さずに清潔感のある身なりを心がけましょう。
制服を着崩していると、学校全体のイメージが下がってしまう可能性もあります。スカートを短くし過ぎないようにするのはもちろん、ネクタイやリボンもしっかり締めておきましょう。
シャツにボタンがある場合には、一番上まで留めておくことをおすすめします。きちんとした印象を与えられるように、学校の代表という意識をもって行動してください。
私服はスマートカジュアルがベター
私服で参加する場合は、周りから浮かないようスマートカジュアルな服装を意識しましょう。事前に、学生の服装や全体の雰囲気をリサーチしておくと、さらに安心です。
また、服装選びの際には、季節に合っているかという点や動きやすいかどうかという点も大切なポイントです。
夏場のトップスは、Tシャツや襟付きのシャツ、女子であればブラウスを着て参加する方が多く見られます。エアコンの効きすぎた部屋に通されることもあるため、さっと羽織れるものが1枚あれば安心でしょう。
ボトムスは動きやすい服装を意識して、ジーンズやスキニーを選んでおけば無難です。ただし、ダメージ加工が施されたものや露出度が高いものは、悪印象を与えてしまう可能性があるため避けてください。
履き慣れた靴がベスト
オープンキャンパスでは、学校の隅々まで案内してもらえるので、長距離を歩く場合がほとんどです。基本的には履き慣れたスニーカーなど動きやすい靴で参加しましょう。
新しい靴で参加する方もいますが、履きなれていないと足を傷めたり靴擦れしてしまったりなどのリスクがあるため、避けるのがベターです。
また、ヒールは歩きにくいだけでなく、カツカツと大きな音を立ててしまうため、おすすめしません。サンダルも音が鳴りやすく、だらしない印象を与えてしまう可能性があるため避けておきましょう。
髪型はすっきり整える
学校見学の場とはいえ、専門学校の先生方もどのような生徒が興味を持って来てくれたのかと参加者のことをよく見ています。髪型に指定がなかったとしても、学校側にはできるだけ好印象を与えたいものです。
清潔感を出すには、服装だけではなく髪型をすっきり整えておくことも肝心です。だらしなく見えないように、身だしなみは隅々まで整えておきましょう。
今通っている学校の校則を守っておくことはもちろん、派手すぎない髪色とヘアスタイルを意識してみてください。髪の長い方は、ひとつにすっきりまとめると清潔感が出るのでおすすめです。普段しっかりと髪を巻いている方も、ゆるめのウェーブやストレートヘアが無難です。
派手な色のヘアアクセサリーは避けて、黒や茶色などの地味な色のものを選びましょう。
大きめのカバン・リュックが安心
持ち物不要と言われている場合も、最低限の持ち物は用意しておきましょう。
話を聞く時間やアンケート記入などがあるため、筆記用具は用意しておくことをおすすめします。現地で貸してもらえるかもしれませんが、自分の筆記用具を持っている方がスマートです。
また、スマホがあれば学校の写真や重要事項を写真にとって残せるので大変便利です。ただし撮影する際は学校関係者の許可を得てからにしましょう。できるだけ他の参加者が映らないよう、周囲のプライバシーにも十分配慮してください。移動中は、着信音が鳴らないようにマナーモードか電源をOFFにしておくと安心です。
資料などの配付があり、来たときよりも荷物が増えることも多いです。意外とかさばってしまうので、大き目のカバンや折り畳み式のサブバックを用意しておくことをおすすめします。
美容専門学校のオープンキャンパスに行くときにメイクは必要?
美容専門学校のオープンキャンパスに参加する場合、メイクはしてもしなくてもOKです。美容系の学校だからと張り切って、特別にオシャレをする必要はありません。
メイクをしたからといって受験結果が不利になってしまうことはありませんが、ナチュラルメイクかすっぴんで参加する方がほとんどです。
つけまつげをつけていたり、奇抜なカラーメイクをしていたりすると、どうしても目立ってしまいます。メイクをしていくのであれば、自然な印象を意識したナチュラルメイクにしましょう。
また、学校やコースによっては、メイクの実技体験がある場合もあります。そのときにメイクをしているとクレンジングから始めなくてはならないため、体験式のイベントに参加する場合は、最初からすっぴんで行った方が良いでしょう。
まとめ
オープンスクールに参加する場合の服装は基本的に自由で、制服でも私服でも構いません。専門学校の先生に悪印象を与えないよう、清潔感のある身だしなみを心がけてください。制服であれば校則を守ったきれいな着こなしを、私服であればスマートカジュアルな服装を意識しましょう。
また着る服だけではなく、靴や髪型、メイクなどにも気を配ってください。派手過ぎず、きちんとした印象のスタイルに仕上げることをおすすめします。
見た目も大切ですが、オープンキャンパスの目的は学校を見学して自分に合っているかどうかを判断することです。
入学してから後悔することのないように、しっかりオープンキャンパスで専門学校の雰囲気や学びたい内容を確認しておきましょう。