オープンキャンパスに親と一緒に行っても大丈夫!?メリットや参加する際のポイント

オープンキャンパスに参加したいけど、一人では不安で、親と一緒に行くべきか悩んでいませんか?実際、多くの高校生が保護者と一緒に参加しており、学校側も歓迎しています。また、親の視点から得られる情報は進路選択の大きな助けとなります。 今回は、親とオープンキャンパスに参加するメリットや、気を付けるべき点について詳しくみていきましょう。


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オープンキャンパスに親と一緒に行っても良い?

結論からいうと、オープンキャンパスは保護者と一緒に参加してもまったく問題ありません。

多くの学校側も、保護者の参加を歓迎しています。なぜなら、親にも子どもの進学先について納得してもらいたいと考えているからです。また、学費の説明なども保護者に直接聞いてもらうことで、家族での進学に関する話し合いがスムーズになります。

一人でオープンキャンパスに参加するのに不安を感じているなら、ぜひ親と一緒に参加することを検討してみましょう。

オープンキャンパスに親と一緒に行くメリット

親と一緒にオープンキャンパスに参加することには、いくつかのメリットがあります。どのようなメリットがあるのか、詳しくみていきましょう。

学校が自分に合っているか、親の客観的な視点が得られる

自分のことを客観的に見るのは難しいものです。特に、学校の雰囲気が自分に合っているかを判断するのは、一人では難しいことがあります。そんなとき、自分のことをよく知っている親の客観的な視点が大いに役立ちます。

具体的には、学びの環境や設備の使い勝手といった点も含めて、その学校が自分に合っているかを判断しやすくなります。高校生の視点だけでは気づきにくい部分を親の目線で評価してもらえることは、大きなメリットといえるでしょう。

卒業後の進路など、大人の視点から評価が得られる

オープンキャンパスでは、その学校の卒業後の就職実績や、学校の就職サポート体制についても詳しく知ることができます。これらの情報は、社会経験の少ない高校生にとっては判断が難しい部分です。

人生経験を積んだ親の、大人としての視点からの意見は、将来の進路を考える上で非常に参考になります。実際の就職市場や業界の状況など、親だからこそ持っている知識や経験に基づいたアドバイスを得られるでしょう。

目指す学校について親の理解が得られる

「ここで学びたい」と思っている場所に親を連れて行くことで、進学への思いや情熱が親に伝わりやすくなり、共感や理解が得られやすくなる点もメリットのひとつです。

パンフレットだけでは伝わらない学校の魅力や雰囲気が、実際にオープンキャンパスに参加することで親にも直接伝わります。これにより、進学希望に対して、さらに深い理解とサポートを得られる可能性が高まります。

親の生活者の視点からの評価が得られる

進学先が遠方で一人暮らしが必要になる場合、親の生活者としての視点で学校周辺の環境をチェックしてもらえるのは、大きなメリットです。

学校周辺のスーパーやコンビニ、病院や郵便局などの公共施設など、生活に関わる場所を親の目線でチェックしてもらうことで、安心して一人暮らしを始められるかどうかの判断材料になります。

学費や下宿代など、かかる費用を判断してもらえる

オープンキャンパスでは、学費や奨学金制度についての詳しい説明も行われます。これらの説明を親と一緒に聞くことで、進学にかかる費用について、家族で共通の理解を持つことができます。

親と一緒に参加することで、経済的に無理のない進学計画かどうかを、その場で判断してもらえる点も大きなメリットです。また、経済的なサポートについても具体的に話し合うきっかけになります。

オープンキャンパスに親と一緒に行くデメリット

オープンキャンパスに親と一緒に参加することには、デメリットも考えられます。

まず、親の意見に引っ張られてしまう可能性があります。親が強い意見を持っていると、自分の本当の気持ちよりも親の希望に合わせてしまうことがあるかもしれません。

また、自分の見たい場所に自由に行けないという制約を感じることもあるでしょう。

こうしたデメリットに対処する方法として、親と別行動をとることが考えられます。オープンキャンパスで見るべき場所がたくさんある場合は、親と手分けして効率良く情報を集めるというアプローチも効果的です。

さらに、オープンキャンパスに行く前に「確認することリスト」を作成して保護者と共有しておくと、目的意識を持って参加できます。

必要以上に親が介入してくることがあっても、親の意見をしっかり聞きつつ、自分の本音もしっかり伝えることが大切です。最終的に進学するのは自分自身であることを忘れないようにしましょう。

オープンキャンパスで確認、質問しておきたいことは下記の記事にて詳しく紹介しています。あわせて参考にしてください。
オープンキャンパスでの質問ガイド|志望校選びに役立てよう

親と一緒にオープンキャンパスに参加するときのポイント

親と一緒にオープンキャンパスに参加する際に押さえておきたいポイントを紹介します。

早めに予約する

オープンキャンパスは、事前予約制・定員制の学校が多く、同伴者の人数を制限しているケースもあります。参加を検討している場合は早めに行動しましょう。

特に、人気の高い学校や学部のオープンキャンパスは早く定員が埋まることがあるため、日程が決まったらすぐに予約することが大切です。

事前に当日のスケジュールを考える

オープンキャンパスでは、学校説明会、入試説明会、体験授業、施設見学、個別相談など、さまざまなプログラムが催されます。しかし、時間の制約からすべてのプログラムに参加することは難しいでしょう。

また、プログラムによっては保護者向けか高校生向けかが異なるため、事前に内容を確認しておくことが重要です。限られた時間の中で効率良く回れるよう、事前に親と相談して当日のスケジュールを立てておきましょう。

親と一緒に行くことが難しい場合はどうする?

親と一緒にオープンキャンパスに行くことには多くのメリットがありますが、親の仕事や都合で一緒に参加できない可能性もあります。そんな場合の対処法をみていきましょう。

親と「確認することリスト」を作成する

親が参加できない場合は、オープンキャンパスで聞いておくべき質問を、事前に親と相談して決めておくと良いでしょう。

入試のスケジュール、具体的な学費、どのような教員が在籍しているか、将来に役立つ資格の取得やサポート制度、就職サポートの内容などが一般的な確認事項です。

パンフレットやホームページを親と一緒に見て、気になる点や疑問点をあらかじめリストアップしておくことで、オープンキャンパスでの情報収集がより効果的になります。

メモやボイスレコーダーを持っていく

質問に対する学校側の回答を記録するために、メモ帳やボイスレコーダー(スマートフォンのアプリなど)を持参するのがおすすめです。

確認リストの項目以外にも、オープンキャンパスでは重要な情報がたくさん共有されます。その場では理解できても、忘れてしまうことも多いため、しっかりとメモを取ることが大切です。記録しておけば、あとで親と一緒に内容を振り返ることができます。

配布資料は捨てずに持ち帰る

説明会などで配布された資料は、捨てずにきちんと持ち帰りましょう。これらの資料には、学校や入試についての要点がわかりやすくまとめられています。

資料を見るだけでも得られる情報はたくさんあります。特に学費や奨学金制度、入試情報など、親と共有すべき重要事項が記載されていることが多いので、すべての資料をきちんと持ち帰ることを心がけましょう。

まとめ

オープンキャンパスに保護者と一緒に参加することは、学校選びにおいてとても有益です。親の客観的な視点で学校の雰囲気や設備を評価してもらえ、学費や卒業後の進路など大人の視点からの情報収集も可能です。

また、親の理解と協力を得ることで、進学に向けた家族間の話し合いがスムーズになります。ただし、親の意見に引っ張られすぎないよう、自分の意思も大切にしましょう。

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