オープンキャンパスに行って何をする?参加するメリットやチェックポイントを解説

高校生になり進路を考える時期が近づいたら、オープンキャンパスに参加しましょう。オープンキャンパスは、全国のさまざまな専門学校や短大、大学で開催されています。自分に合う学校なのか実際に目で見て判断し、進路選びに役立ててください。今回は、オープンキャンパスの内容を解説しながら、参加する魅力や参加の仕方を紹介します。


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オープンキャンパスとは?

オープンキャンパスとは、専門学校や短大、大学が受験生に対して校内を開放し、見学や説明会を行うイベントです。学校のパンフレットや資料ではどんな内容が学べるか理解できても、実際のキャンパスの雰囲気はわかりません。

その点、オープンキャンパスに参加すれば入学前に受験生が自分の目で見て体験でき、その学校が合っているのかを判断できます。まずは、オープンキャンパスについて詳しく解説していきましょう。

オープンキャンパスが開催される時期

オープンキャンパスが多く開催されるのは、夏休み期間(7~8月)です。高校生も学校が休みに入り、遠くの学校にも出かけやすい時期でしょう。

専門学校や一部の短大では、夏休みと同じ頻度で、春先から夏休み前(3~6月)にかけて多く開催される傾向にあります。オープンキャンパスの情報や予定は学校のホームページに掲載されるため、早めに調べておきましょう。

オープンキャンパスの内容

オープンキャンパスでは、学校紹介の説明会や模擬授業・体験授業、キャンパスツアーなどが実施されます。学校の施設を楽しく見学できる工夫がされていて、学校や在校生の雰囲気、キャンパスの実際を目で見て体験できます。

また、在学生との交流会を実施している学校も多く、先輩から直接受験の話が聞けるのは高校生にとって魅力的です。オープンキャンパス内で個別相談に対応している学校なら疑問や受験の不安を解消しやすく、進路選びの参考になります。

Webオープンキャンパスとは

遠方の学校で現地に出向けない場合は、Webオープンキャンパスに参加する選択肢があります。

Webオープンキャンパスとは、オンライン上で学校の説明会やキャンパス見学ができるプログラムです。ビデオツアーやライブ配信を通してキャンパスを体験できるため、多くの専門学校や短大、大学で取り入れられています。

Webオープンキャンパスの魅力は、スマートフォンやタブレットを使ってどこにいても手軽に参加できるところにあります。オンデマンド配信なら、好きな時間に視聴できて便利です。

オープンキャンパスでは何をするの?

オープンキャンパスの目的は、その学校を深く知るところにあります。自分に合っているか確認するために、次の3つの観点を意識して参加しましょう。

・学校の雰囲気を知る
・通学のしやすさをチェックする
・わからないことを聞く

ここからは、オープンキャンパスで確認すべき内容や、チェックするポイントを解説します。

学校の雰囲気を知る

オープンキャンパスではまず学校の雰囲気を体感し、自分にとって過ごしやすい場所か、学びやすい環境か確認しましょう。学校の広さや施設の内容を、自分の目で見てしっかりチェックします。在校生や先生に積極的に話しかけてみると、授業の雰囲気や学校の方針についての理解を深められます。学校を良く知って、自分の学校生活をイメージしてみましょう。

<チェックすべきポイント>

・キャンパスの広さ
・施設や設備の内容
・実験施設や実習機器の数
・図書館の規模
・クラブやサークルの活動
・学食のメニューや価格
・学内の売店やコンビニの有無
・学生寮の有無

通学のしやすさをチェックする

オープンキャンパスでは、自宅から学校までのアクセスや、通学に要する時間も確認する必要があります。実際に交通機関を使って学校まで行き、通学の難易度や時間を体感しましょう。学校周辺の環境や雰囲気を知れば、治安の良さも判断できます。

<チェックすべきポイント>

・自宅から学校までのルート
・通学にかかる時間
・選べる交通機関や乗り継ぎのしやすさ
・通学にかかる交通費
・ラッシュ時間の混み具合

わからないことを聞く

オープンキャンパスでは、疑問や不安を解消することも大切です。入試情報や選考基準、学費について不明点を質問しておけば、受験の準備に役立ちます。

授業内容やカリキュラムについて直接質問し、理解を深めましょう。学生が利用できる学校の支援制度やサポートの内容についても聞いておくと、具体的な将来設計を立てやすくなります。

<チェックすべきポイント>

・自分が学びたい学部や興味のある学科・コースがあるか
・興味のあるテーマを研究している先生がいるか
・入学から卒業までのカリキュラム
・実験や実習などの多さ
・授業を受ける人数や個別指導の有無
・卒業までに習得できる知識や技術、資格
・留学制度の有無
・就職率や就職先の傾向

オープンキャンパスは誰と行くべき?

オープンキャンパスに行きたいものの、ひとりでは気後れすると悩む受験生は多いのではないでしょうか。オープンキャンパスは友達や保護者と一緒に参加できます。

オープンキャンパスは誰と行ったほうが良いのか、それぞれのメリットとデメリットをみていきましょう。

親と一緒に行く

保護者と一緒にオープンキャンパスに参加すると、親の客観的な意見が聞けるメリットがあります。高校生では目を向けにくい支援制度や就職へのサポート体制も大人目線で評価し、アドバイスがもらえるため、より学校への理解が深まります。

また、親と一緒に参加すると学校側から進路に関する相談やアドバイスをもらいやすいのもうれしいポイントです。親としても学費や子どもが過ごすキャンパスは気になるので、事前に確認できると安心して受験をサポートでき、親子の絆も深まります。

しかし、親と一緒に参加すると、親が進学先を決める流れになりやすいため注意してください。自分の目で見て判断し、自分が学びたい学校を選びましょう。

友達と一緒に行く

同じ受験生の友達と一緒なら、リラックスしてオープンキャンパスに参加できます。特に、同じ学校への進学を希望している友達と参加すれば、意見を交換しながらさまざまな視点で評価でき、学校選びの参考になるでしょう。

友達と一緒なら在校生とも話しやすく、サークル見学でも緊張せずに済むメリットもあります。また、オープンキャンパスでは学校の様子をより楽しく見学できるので、高校時代の良い思い出づくりにもなるでしょう。

しかし、友達と一緒だとお互いに都合を合わせての行動になるため、キャンパス内で自由に動きにくいデメリットがあります。友達と一緒にはしゃぎすぎて確認不十分なまま見学が終わってしまうこともよくあるので、目的意識をもって出かけましょう。

一人で行く

オープンキャンパスに一人で参加する場合は、自分のペースでゆっくり学校を見学できるメリットがあります。見ておきたい施設や模擬授業への参加などが具体的に決まっているなら、一人で行動するのがおすすめです。

一人だからこそ自分で疑問点を質問しやすく、同行者の都合を考慮しなくても良いので真剣に進路を考える時間を確保できます。

一人で参加するのは気後れしがちですが、オープンキャンパスに出かけたら友達ができることも多いです。受験生同士の交流でモチベーションがあがるため、ぜひチャレンジしてください。

しかし、一人で参加すると、第三者の客観的な意見が聞けません。自分が見た印象だけの判断になるため、オープンキャンパスの結果を相談して先生や友達、保護者からのアドバイスを求めましょう。

まとめ

オープンキャンパスは夏休み期間を中心に、さまざまな学校で開催されています。専門学校や一部の大学では3~6月にも実施していることが多いため、志望する学校をチェックしてぜひ参加してください。

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