ビューティコンテスト人気投票１位　中島さんインタビュー

中島さん：だろうなと（笑）なにかしら賞は取りたかったという気持ちはあって、本当は総合1位を取りたかったですが、人気投票もその場にいる方々が良いと認めてくれたものなので、すごい嬉しかったです。

ショーが終わってエントランスで親と話しているときに知らない方に「この作品どうやってやっているんですか？写真とっていいですか？」と言われたのが“コレコレ～！”と思いました。

中島さん：皆さんの一番目に留まる作品だったんじゃないかと思います。

MODEというテーマだったけれど、それについてはどう掘り下げたの？

中島さん：MODEのサブテーマが「未知のもの」だったので、丁度観ていたNetflixの人気SFホラー「ストレンジャー・シングス」の中で樹木が特徴的でだったのでそれにインスパイアを受けた感じです。

最近もGUとかでコラボしていて、２年生よく着ていますよ。１週間張り込みをしたら５人くらいは着ているのを発見できると思います（笑）

あと、誰をセンターにするかという話し合いの時に目立つなら真ん中だと思って、自身のモデルをセンターへ立候補しました。それで真ん中なら頭をとことん大きくしようと作っていった感じです。

根っこをつけるってオーディションでも言ってたけど、あれは本物なの？

中島さん：あれはエクステをカールつけてヘアミストであらかじめ固めておいたものをみつあみの長さを変えてつけました。全部を左右非対称にして右の方が本数が多かったり、左右の高さの位置をかえたり、根っこを斜めにつけるとか、スライス線だとか全部気を付けました。

特にヘアスタイルでこだわった技術ポイントは？

中島さん：広がりを一番こだわりました。横に伸ばしすぎてもあまりかっこよくならなかったので、高さと程よい横の広がりで鏡をみながらねじってました。

さらにいうなら、モデルの左側頭部の本数と毛先と、ねじれ具合、主張ですかね。

あのデザインに固まったのはいつだったの？

中島さん：半分から上の方は早い段階（本番１か月前）で決まっていました。根っこのところは本番の２日前とかまで考えてました。

メイクやスタイルは？

中島さん：メイクは相モデルの方と相談しつつ、洋服は自分の家にあるモノトーンを持ち寄って、素材の違うものを重ねて考えていきました。

一番難しかったポイントは？

中島さん：全然難しいことは行ってなくて、あえて言うなら針金を固定するのが難しかったです。先にツインテールを作ってみつあみをつくるためのスライスを取ったら、先を丸めた針金を数本入れていくのですが、固定するためにある程度きつく縛らなければならないですし、そこに数本の針金を入れていく本番は確か12本～13本作ったので、最後の方はスタイリング剤で手もヌルヌルだったので針金全然入らないというところが苦労しました。

習う技術でいうと？

中島さん：みつあみとコテを使うくらいで、あのスタイルは作れちゃいます。

ショーに出てみてどうでしたか？

中島さん：ステージングのスポットライトが気持ちいいなと思いました。１年生の時はアップスタイル部門で出て一番前で「うわーいいな～」と思ってたんですけれど、今年は1人で浴びる瞬間はさほどなかったけれど、人前に立つのいいなと再認識しましたね。

内定先もショーとかあったりするの？

中島さん：撮影があったりするので、そこに参加できればと思います。

どんな美容師になりたいですか？

中島さん：お客様が来てこういうのやってくださいと言われたときに、ブリーチの履歴がすごくて難しいですということはあっても、自分の実力不足で断ることをしたくないので男女問わず「何でも来いよ」と言える美容師になりたいですね。

美容学生で大変なことは？

中島さん：実技テストかな…？日によって違うからそこかと。

意外ですね、コンテスト人気投票もそうですが、1年時も代表に選ばれてたから。

中島さん：そつなく行うことはできても、クオリティを求めるので、ですかね。納得いかないなとなったら、「あ～」ってなっています。（笑）

好きな授業は？

中島さん：今だったら、カットですかね？関東大会のボブカットや、国家試験のレイヤーカットもありますが、夏休み前に行ったヘアコースの選択のカットの授業が楽しかったです。

こだわりのヘアケアとかあったりする？

中島さん：寝るときに髪の毛は乾いているようにはしていますね。乾かさないで寝るのは自殺行為です。

次チャレンジしたい髪型とかある？

中島さん：この2年でやりたい髪型突き詰めてきちゃってるけど、社会人とかになったらゴリゴリの短髪とかやりたいですね。パーマに飽きたら、スパイキ―ショートにチャレンジしようと思います。

今後の目標は！

中島さん：国家試験をうかる！