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島田前校長先生インタビュー
卒業する時は、一流。
あなたという原石を輝かせるための、
技術はもちろん、社会において、一生において輝くための創造性やマインドを身につける。
そんな一流を目指すために日々頑張る学生をサポートする講師へインタビューしました。
第1回 島田校長先生
ーお仕事のポリシーについて教えてください。
島田校長先生(以下、島):私はみんなに幸せになってほしいの。そうするためにと考えたら、結婚も仕事も相手に好かれる人にならないと。だから、好かれる人を作ること。
優しくて、思いやりがあって、礼儀正しくて、明るくて、賢い人
勉強できるできないではなく、賢い人を増やしたい。せっかく生まれて幸せにならないと損じゃない。でも、どうやって幸せになるかなんて若い時はわからない。わたしは人生経験からどんな人がしあわせかってたくさん見てきたから、お金があっても不幸な人はいっぱいいるけど、お金がないのもしあわせとはいえない。だからお金を馬鹿にしないで自分で稼げるそういうことがわかってる人が賢い人。そんな人をつくりたいわ。
ー先生になりたいと思ったのはいつですか?
島:実はないの。何になりたいというのは私にはなくて、ただ目の前の仕事を全力投球で一生懸命行っていたら、評価されるじゃない。それでチャンスが舞い込んできただけなの。人よりも一生懸命やろうと仕事に取り組んでいたら、ここに来たということなの。あとは、仕事を好きになることね、この仕事のここが嫌とか、もっとこうしたかった、ではなくまずその目の前のことに一生懸命やると大好きになる。嫌々やったらつまらないじゃない、だから自分の仕事は一生懸命やることが大事です。200%くらい。私は一生懸命やっていたらたどり着いちゃったが正解。
ー校長先生のエネルギー源はなんですか?
島:ちょっとオーバーに言うと、世の中を良くしたい。自分だけじゃなくて社会を良くしたいという思いがある。学校というのはそれができるのね。当校で学んでもらって、1人1人が賢くなって社会に還元できる。いい国にしたい、いい社会にしたいし、どこいってもみんなをしあわせにする、差別なく大事にする人を作れば未来が良くなるでしょう。それが、エネルギー源。
ー人付き合いで大事にしていることは?
島:たった一つよ、相手を思いやること。
私は人間は2種類に分かれると思っているの。相手を思いやれる人と、思いやれない人。相手を思いやるとすぐ答えが出るの。まず、自分より相手のことを思いやること。
昔、TBSに勤めていた時に23時くらいに帰ると母が玄関開けたら焼き魚のにおいがして、夕飯を用意してくれたのね。当時携帯はなかったから、私の足音を聞いて夕飯を準備をしてくれて、焼きたての魚を出してくれたの。でも実は、晩御飯23時だから晩御飯食べてきてしまったのだけど、一生懸命用意してくれたのに「食べてきたわよ」なんて言えないじゃない。母は私に夕飯を用意して、「今日はどんな1日だった?」と聞くのが楽しみだったようなの。だから、当時は4食食べていたわ(笑)
ー健康のためにしていることは何かありますか?
島:ない。(笑) そのためにしたくない。だけど、以前大学の講師をしていて毎日万歩計をつけていた時に、講義や行きかえりでおよそ2万歩くらい歩いていたわね。講義は立ち仕事なの、しゃべりながら、書きながらは全身運動よね。今もエスカレーターやエレベーターは使わずに階段を歩くようにしてるわ。
ーストレス解消法は?
島:ストレス解消法っていうより、毎日の目的なんだけど、「今晩、誰と何を食べよう」っていうのが、エネルギーでもあるしストレス解消法だわ。
迷わず、美術。子供の時から描いた絵は小1から全部賞をもらっているの。毎日石膏のデッサンの研究所に通ったりして、美術大学へ行きたいと思ったこともある。甥っ子や姪っ子は夏休みの宿題を手伝って~と言われたりもしたわ。絵は大好き。
ー好きなおにぎりの具は?
世界一のごちそうがおにぎりだと思うの。母が作ってくれるときに「今日が楽しい1日であるように」とか「元気に過ごしてほしい」とか気持ちを込めるでしょ。パワーや愛情。それが一番の具じゃないかしら。
明るく前向きな校長先生の人となり、伝わりましたでしょうか?
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