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南波先生インタビュー
卒業する時は、一流。
あなたという原石を輝かせるための、
技術はもちろん、社会において、一生において輝くための創造性やマインドを身につける。
そんな一流を目指すために日々頑張る学生をサポートする講師へインタビューしました。
濃密なカリキュラムを学んでいく中で、どのような講師から学べるのかを
高校生の皆様に知っていただきたく
今回は当校の美容学科2年生の南波先生の人柄に迫るレポートとなります!!
第4回 美容学科 南波先生
ー先生は美容師になろうと思ったきっかけは何ですか?いつぐらいからなりたいと思いましたか?
南波先生(以下:N):えーとですね、中学生ぐらいで美容師に憧れましたけど、サッカーやっていたので「ずっとサッカーしていくかな」と思っていました。だから本格的に思ったのは高校入ってからですね。その時にかっこいいと思えるのが美容師しか思いつかなかったというのもあります。ミーハーでもあるので、ちょうどその頃に美容師の波が来ていて「Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜」※1 で主演の木村拓哉さんが美容師の役だったり、 シザーズリーグ※2 といってカリスマ美容師ブームの火付け役となった番組が放送されているときがちょうど進路を決めるときで、それにあこがれて美容師しかないと思いました。
※1 TBSの腕はあるが人気のない美容師男性と、難病に侵され車いすでの生活を強いられながらも健気に生きる図書館司書の女性を描いたラブストーリー
※2 フジテレビの都内の代表的な6つのヘアサロンの精鋭美容師が1対1のリーグ戦形式で対決し、最終的には女性観客が「どちらの髪型に共感が持てるか」という基準で投票を行い、得票の多いほうが勝利するというシステムの番組
ーシザーズリーグの中ではどなたが憧れでしたか?
N:シザーズリーグに出ていたお店に就職したいと思って、就職できたんですよ!HAIR DIMENSIONというところだったのですが、とても有名なところでここに入りたいとずっと憧れていて、運よく入社できたという感じです。青山で約8年美容師をしていました。
ー講師になったきっかけは?
N:結婚をするのを機に(妻から)土日休みの要望があったことと、美容師のキャリアを捨てて、サラリーマンになるのももったいない。だから美容学校の先生だと。プレイヤーから後進を育てるほうにシフトしようと目標を変えました。
ー美容業界の離職率ってどうでしょう?そういうのもあって後進を育てようと思ったのですか?
N:先輩も後輩も、もちろん同期も辞めてくことはありますけど、僕の周りでは自分のお店を持つというプラスの道で辞めてく人のほうが多かったです。逆に美容が嫌になってしまってやめるという選択をしてもらいたくないので、学生には美容師って楽しいんだよということを伝えていきたいです。
ー結構、競争というかガツガツしている社会ですか?
N:男だらけの職場に入社したので猶更でしたね。
ー先生は独立とか考えたことありますか?
N:それはあまりなかったですね。一番上に立って経営をするよりも、自由に動けるプレイヤーのほうがいいですね。お客様のことをやりたい。自分でやるよりも有名なお店で働きたいと思ってずっとやっていましたね。
ー先生の得意な技術は何ですか?
N:カットやアップやパーマは得意だと思っています。ボブを切るのが大好きでした。
ー結婚式関係のお客様も多いんですね?
N:多かったですね。定期的に切りに来るお客様が結婚式に参加するためセットしてくださいと早朝からお店にいらしたりすることはよくありました。
ー仕事のポリシーは?
N:美容業界って楽しいんだよということを伝えたいというのがまず根本にあります。僕は美容師をしていてとてもとても楽しかったので、その思いをもって卒業してもらいたいとずっと思っています。だから、学生の時点で嫌になってほしくないと思っています。卒業したら学校より厳しいところに行くのは決まっているので、そこに耐性はつけさせつつも、根底には楽しいんだという思いを持ってもらえるようにしたいですね。
ーちなみに先生が働いていたところは厳しかったですか?
N:厳しかったと思いますよ。青山だと営業時間が12時くらいからオープンするので基本朝練で早朝出勤して練習し、営業終わりは先輩に残ってもらって、モデルさんを呼んで練習をみてもらったりしてましたね。上京している同期は知り合いがいないため、営業終わりに街に出て、カットモデルを探したりしていましたが、僕は友人を呼べる距離で働けていたので、環境には恵まれたと思います。
ー青山とかだとヘアメイクなどのオファーも結構ありましたか?
N:撮影が多いサロンだったので、先輩たちはみんな芸能人やモデルさんなどのヘアメイクをしたり、毎日のように雑誌の撮影とか行っていました。華やかな世界で働きたいと思っていたのでとても楽しかったです。
ー日々のエネルギー源は何でしょう?
N:えー難しい。オンとオフが結構はっきりしてるほうだと思うので、オフの時間が充実すればするほどオンの時にしっかり仕事できるというのはありますね。
ーオフの時、しっかり予定を詰め込むタイプですか?時間に余裕を持たせるほうですか?
N:詰め込みますね。家でゆっくりしないです。それは、毎日でもそうですね、仕事終わって自分の時間として夜、この時間で走りに行くとか計画をしています。一日のオンオフの切り替えがうまくいくほど仕事がうまくいっている感じがありますね。今はコロナの関係もあって趣味のトライアスロンの大会もないので、計画を立ててトレーニングをするということが少なくなりましたが、コロナのおかげでやり始めたサーフィンとかスケボー、スラックラインなんかを今は楽しんでやっています。
ー近年ではじめられたんですか?
N:全然昔からじゃないです。もう時間があればトライアスロンのトレーニングという頭だったので、やりたいなーと思いながらやれなかったんです。いい機会だなとおもって。
ートライアスロンは初めてどのくらいですか?
N:もう10年くらいですかね。ずっとサッカーをやってましたが並行して自転車も好きだったので、大人になったらロードバイク買おうと思っていて、美容師になっていい頃合いでロードバイクを買って船橋から青山までチャリ通勤したりしてました。趣味で始めたものがいつしか大会に出るようになって、耐久レースとか。自転車だけでも良かったんですが、トライアスロンのリレー(泳ぐ人、自転車の人、走る人と3人1チーム分かれている)に誘われて出てみたときに「これ一人でやったらおもしろいな」と翌年1人で参加し始めたのがきっかけですね。毎年3つぐらいは大会にエントリーしています。
ートライアスロンは距離って決まってるのですか?
N:いろいろありますが狙った距離の大会にエントリーしてますね、まぁまぁ長いやつだと2キロ弱泳いで、90キロ自転車こいで、21キロのハーフマラソンを走る。
ーどのくらい時間がかかるんですか?
N:もちろん6時間くらいかかりますよ。エネルギー取りながらです。目標があって、いつかはトライアスロンの最高峰といわれるアイアンマンレース(水泳3.8キロ、自転車180キロ、マラソン47.195キロ)という鉄人レースに出たいと思っています。
ー健康のためになにかされていることは?
N:定期的な運動はもちろんですが、家での食事は結構気を使うことが多いです。大会前は厳選して、プロテインも飲みますし、豆類・ナッツ類、野菜を多めに食べたり炭水化物はあまりとらなかったり小麦粉から米粉にしたり…白いご飯よりそばにしたり…甘酒飲んだり(笑)多少こだわりますが、食べたいものを我慢するのもストレスなのでガチガチにならない程度にしています。
ー今オフの期間で現在食べ物でこだわっているのは?
N:マーガリンと牛乳は摂らなくなりました。豆乳やバターに変えて、肉より魚にしたり、砂糖も蜂蜜に変えました。あまり食にこだわりすぎると家族も大変なので…。
ーご自身の性格を一言で?
N:楽天的なんじゃないですかね。何とかなる精神は昔からあります。だからあまり焦ったことがないような気がします。俯瞰でものごとを見ているときのほうが多いですね。大きい場でもそれほど緊張することなく生きてきました(笑)
ー高校時代好きだった教科は?
N:体育と美術ですかね。
ーサッカーもされてましたものね、ちなみにポジションはどこでしたか?
N:フォワードです。良く怪我しましたね。今もですがいつもどこかしらケガしてます。
ー先生、治りが早そうですね?代謝よさそうです。
N:同い年の方よりは多少はいいのかもしれないですけど…ちなみにタニタの体組成計で体内年齢24歳です。
ーバッグの中身の定番は?
N:雑誌ですね。大体2~3冊入ってます。オフの趣味の本を入れてます。今日はキャンプが入ってます。
ー先生、無人島とか行ったら大活躍しそうですね
N:行ったことないですけど、身一つで何とかしたいという気持ちがあるので、多分大好きです。
ー葉っぱで服作ったり?
N:作らないで、まっぱですね。(一同大爆笑)
ーこれから挑戦したいことは?
N:いっぱいあるんですよ。アイアンマンレースをはじめ、ウルトラマラソンに出たい。富士山1周するトレイルランに出たい。自分を限界に追い込むレースをしていきたいですし、あとオシャレオヤジになりたいです。 白髪でサーフィンしていたいですね。老け込まずに人生謳歌したいです。仕事では卒業生が美容業界で活躍してもらいたい。「そのために育て続ける」ですかね。
ーありがとうございます!
活動的なN先生の人柄伝わりましたでしょうか?
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